2期目に向けての決意表明

みなさま こんにちは

大田原市議会議員のいが 純です。

皆様からお預かりした議席の任期も4年が過ぎ、まもなく任期満了を迎えます。

この間、多くの皆様からのお支えがあればこそ、今日までの職務を全うすることが出来たものと皆様のお力添えに、心からの感謝の日々を過ごす毎日です。

後援会報誌も折に触れて発行してまいりましたが、気が付くと第12号の発行を数える事になりました。

今回、改めて、この4年間を振り返るとともに、私が大田原市政に何を感じて来たのか、また今後の大田原の街づくりにどう取り組んでいくのか、皆様にお伝えさせて頂きたく思います。

議会1年目 

忘れもしない初当選の感激と、日々新しい経験の中、議会への緊張と慣れない議員生活とのはざまで、ヘトヘトになる日常の連続でした。

特に、本会議における質問は、答弁を頂く市長をはじめ、市の執行部の皆さんは、いずれも専門職としてこの道をずっと進まれて来た皆さんであり、素人の市民として様々な視点で質問を行うことに大変な緊張を強いられました。

4年経った今でも、議会質問に向かう時期は何とも言えない緊張感に逃げ出したくなることもたくさんあります。

また委員会における執行部側とのやり取りも頭の上に???マークがつくような場面も多々ありましたが、一つ一つ懸命に勉強しながら徐々にペースを掴んでいったように思います。

議会2年目

未曾有の経験であるコロナ禍に、まさしく翻弄される状況の中、毎議会の緊張は全く変わりませんが、それでも多くの市民の皆様にご相談を頂いたり、市民との語らいの中に、今市民の皆様は何にお困りなのか、何を求められているのか、私なりに懸命に考えを巡らせながら、質問項目に組み込むなど、少しづつではありますが、議会への取り組みに一定のリズムを感じながら進める事が出来ました。

議会3年目

コロナ禍がますます大きくなる中、議会としても大きな制約を受ける自主規制的な議会運営を余儀なくされました。特に、質問時間を短縮する取り組みについては、時代の要請と言いながらも、私達市民の貴重な質問権に制約が掛かるという落ち着かない状況におかれました。本来なら30分間許される議員側の質問時間が、毎議会20分という短縮した時間の中、むしろ市民が抱える課題や不安は目白押しの中、議会としてどうあるべきか、大変悩ましく活動を続けました。

一番大きかったのは、市民の皆様と直に触れ合う機会も大きく制限される中、市民の皆様の生の声を質問にどのように反映させるのか、ここにとても腐心したことを思い出します。

議会4年目

相変わらず、議会質問直前には緊張のあまり逃げ出したくなるような気持ちはそのままに、それでも毎議会、活発な本会議の質問、さらには委員会における積極的な質疑を通して、市民の皆様の思いを代弁するべく頑張りました。

本会議も委員会も同じですが、市民の権利として行政側に考えを質す事、市民の希望を伝え、形にすることこそ、議員の最も大切な責務と考える中、もっともっと市民の皆様の議会活動に対する関与を高める事、それは例えば本会議に続いて、委員会におけるやりとりもネット配信するなどして、市民の検証に耐える議会活動に昇華させる事で、もっともっと活発な議会、少なくとも本会議や委員会などで、発言がほとんどない議員の存在がもっと少なくなるよう、議会としても不断の努力を続けていかねばならないと感じる今日この頃です。

4年間を大きく振り返り、今私には、今まで以上に大田原の課題が見えています。

大田原はもっともっと光り輝く事ができる街だという確信の中、大田原市の中心市街地の活性化や、高齢の方など移動制約に困っている市民の皆様への対応、また中長期に見る大田原市の財政の立て直しや、人口減少下に市民生活をどう支えていくのかなど、まさしく待ったなしの日々が続きます。

この課題に対して、お与えを頂きました4年間の経験を更に活かして今後とも大田原のあらゆる分野で更なる活性化に取り組む決意です。皆様のご指導をお願いします。

すべては、市民の笑顔があふれるために。